【講演】メンタルトレーニング講演会



2006/12/06、美来工科高校で東海大学助教授の高妻容一先生の講演会がありました。
会場はたくさんの人で埋め尽くされ、準備されたイスが足りないくらい大盛況でした。

過去のオリンピックの失敗の反省から、日本でも1985年ころからメンタルトレーニングが導入され、「根性を科学的にトレーニングする」ことを主眼としているそうです。

一流の選手、二流の選手、三流の選手という例をよく引き合いにだされていましたが、競技を楽しむ姿勢が違うのだそうです。
一流選手は自分自身にチャレンジする、または自分自身を追い込むことを楽しみとし、二流選手は勝ち負け、いわゆる結果に楽しみを求めているのだそうです。・・・確かに・・・。
三流選手は監督がいるからやる、おこられないためにやる。いないとサボる。そこに楽しみはないのだそうです。・・・確かに・・・。

メンタルトレーニングの主な柱は、
1 リラクゼーション
2 サイキングアップ
3 イメージトレーニング
4 ポジティブシンキング
5 コンセントレーション
6 セルフトーク
の6つあり、今回の講演では主に「4 ポジティブシンキング」と「6 セルフトーク」に時間を割いてお話されていました。

考え方は非常にシンプルなのですが、それをトレーニングとして、毎日生活の中で実践していかなければならないものなのだと実感しました。
時間はかかるかもしれませんが、効果は絶大。
はやり「急がば回れ」「ローマは一日にして成らず」、なんですね。

高妻先生の軽妙洒脱な語り口に2時間という時間のたつもの忘れるくらい、熱く中身の濃い講演会でした。

ちなみに高妻先生の書籍はネットでも注文できます。

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